労使見解に学び、自社・同友会・地域の発展をめざそう【中同協第26回役員研修会】

中同協第26回役員研修会

 9月17~18日、中同協第26回役員研修会が京都で開催され、14同友会と中同協から104名が参加しました。

 第1講は広浜泰久・中同協幹事長が、「同友会運動の発展のために、同友会理念と企業づくり」をテーマに、同友会の3つの目的、自主・民主・連帯の精神、労使見解を企業づくりや会運営でどのように具体化するのかを自身の実践を交えて提起しました。

 第2講は、田中信吾・中同協副会長が、「労使見解を実践する 『同友会理念に基づく全員参加型経営』づくり」として、阪神・淡路大震災の復興の中で試され、鍛えられた自身の経営実践と同友会リーダーのあり方から、労使見解のめざすところは同じでも、方法は自由、自社に合わせて自ら考えること、何より経営者の強い意思が大事であることを強調しました。

 第3講は鋤柄修・中同協会長が「地区・支部役員の役割は何か」をテーマに、自身の経営体験と同友会役員としての歩みから、リーダーとして自社や同友会のみならず、地域も発展させましょうと訴えました。

 講義終了ごとのグループ討論では、本質を学ぶ大切さと責任は自分にあることを話し合い、自社と地元同友会へ戻り、リーダーとして屈託なく、あきらめずに実践する決意を確認しあいました。

「中小企業家しんぶん」 2015年 10月 15日号より