1,800名、香川の未来がまっちょるで! 40周年に向けて「会員増強デー」

香川同友会

 香川同友会は2016年創立40周年を迎えます。その記念事業として中小企業問題全国研究集会の設営担当県として会員1800名を達成することを決定し、全研の準備と会員増強を一体として取り組んでいます。

 現在の到達点は期首会員数1456名に対し1524名(11月26日現在)となり、純増68名となっています。

 増強運動で大きな役割を発揮したのは毎月行われた「会員増強デー」です。本来は増強を進めるため絶えず増強を意識していなければなりません。しかし現実には日常業務がありそうもいきません。そこで増強を集中する日として「会員増強デー」を設け、この日は思い切って会員増強を進める日としています。4月から毎月1回、これまでに合計8回開催し、参加会員数は合計383名となり、入会数は117名です。この入会数は総入会数165名の70・9%を占めています。

 しかし、増強運動が順調に進んだわけではありません。「なぜ増強か」「入会の勧め方がわからない」「量より質が大事だ」などさまざまな意見や疑問が出されます。これはその都度代表理事会、理事会、組織委員会などで論議され、大まかな合意ができたのが「地域を良くするために会員企業を増やしたい」ということです。この思いは今回の増強スローガン「1800名、香川の未来がまっちょるで!」に込められています。

 会員の増強は「単に会員を増やす」行為にとどまらず、支部活動の総合的な結果を反映します。したがって会員増強運動を活性化にするには、例会へのゲスト参加を強めなければなりません。実際香川同友会の場合、増強運動が進むにつれ、支部例会へのゲスト参加が増えています。4月例会へのゲスト参加は14名でしたが11月例会へのゲスト参加は38名でした。

 そして今回の増強運動の特徴は、独自の入会促進を図る「異業種交流と同友会を知る会」が開かれたことです。これまで同友会とつながりのある経営者に食事をしながら、気軽に同友会の良さをゲストに伝え、会員が協力して入会を図るものです。

 目標の1800名まで大きな隔たりはあるものの、各支部が活動方針を持ち、例会の充実と独自の入会の取り組み(同友会を知る会)を強め、目標をあきらめることなく最後の追い込みを図る予定です。

「中小企業家しんぶん」 2015年 12月 15日号より