海外展開の取り組みに学ぶ【中同協企業連携推進連絡会】

中同協企業連携推進連絡会

 5月12~13日、三重のプラトンホテル四日市で中同協企業連携推進連絡会が開かれ、7同友会および中同協から16名が参加しました。

 1日目は冒頭に(有)大橋量器代表取締役の大橋博行氏(岐阜同友会)より自社の企業連携と海外展開の取り組みについての実践報告がありました。

 その後の議題では、3月4~5日に沖縄で開催された全国観光フォーラムの報告があり、同友会の企業連携、産官学金連携、国際連携等に関わる調査結果では前回の調査に比べ、大学や行政との連携が活発になっていることなどが紹介されました。

 タイ・ASEAN研究グループでは、11月20~23日の日程で「日タイ中小企業ビジネスマッチング2016」を開催することが確認されました。

 続いて参加者より、各地の活動交流という形で、それぞれが取り組んでいることについて意見交換がなされ、活発に質疑などが行われました。次回の企業連携推進連絡会は2017年1~3月頃にほかの委員会との連携も考えて開催することも確認されました。

 1日目のまとめで畑野吉雄・企業連携推進連絡会代表は「連携というものはビジネスだけではない、人の交流もあります。幅広い連携をするためにも情報交換を活発に行っていきましょう」と述べました。2日目は(株)宮崎本店(宮崎由至代表取締役、三重同友会相談役)を訪問し、宮崎氏の報告を聞いたあと、日本酒の製造過程を1つ1つ社員の説明を受けながら工場を周りました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 6月 25日号より