【第50回 青年経営者全国交流会 in 兵庫】第1分科会(中同協)学びを体現する次世代リーダーとして全人格的成長を遂げよう~青年部活動と企業経営は不離一体

●パネリスト
(有)ウメイチ 代表取締役 梅田 益生氏(中同協青年部連絡会代表 岐阜同友会副代表理事)
(株)A・モンライン 代表取締役 平澤 本気氏(中同協青年部連絡会副代表 愛知青同連協筆頭副代表)
(株)HEJ 取締役 奥田 在弘氏(中同協青年部連絡会副代表 滋賀同友会青年部拡大担当副幹事長)
●コーディネーター
(株)HONKI/Honki Middle East LLC(UAE) 代表取締役 石川 朋之氏(中同協青年部連絡会前代表 滋賀同友会副代表理事)

「学びを体現する次世代リーダーとして全人格的成長を遂げよう~青年部活動と企業経営は不離一体~」というテーマのもと分科会を行いました。パネリストを務めたのは中同協青年部連絡会代表の梅田益生氏、中同協青年部連絡会副代表の滋賀同友会・奥田在弘氏、中同協青年部連絡会副代表の愛知同友会・平澤本気氏です。3人とも青年部活動を始めたときは後ろ向きでしたが、青年部活動を通じて前のめりに変化してしきました。変化した共通点は3つあります。1つ目はよき出会いがあったことです。先輩や仲間に大きな刺激を受けて、気になれば企業訪問をして徹底的にパクるということをしていました。2つ目は3人とも素直であるという点です。同友会の先輩などに相談をしに行くと、傷があると塩を塗るくらいのことを言われたりします。でも、そのような状況であっても現実を受け止めて前に進んでいく素直さがありました。3つ目は率先垂範であったことです。彼らは組織の長になっている方です。100人の青年部をまとめているならば、100人の会社を経営していることと同じです。ですから、どんな状況でもその組織を動かし、会勢も増やしていかなくてはいけません。そのためには、やはり自分が方向性をもって進め、前に立ってリスクを恐れず行動していくことが大事になります。「青年部活動と企業経営は不離一体」は非常に難しいことだと思いますが、われわれ青年経営者はそれを実践して明日の日本をつくっていきたいと思える第1分科会でした。

「中小企業家しんぶん」 2022年 10月 15日号より