目標を持って行動し、次につなげよう~2022年度全国事務局員研修会 第3回フォローアップ

 2月17日、2022年度全国事務局員「学びと成長」研修会第3回フォローアップ研修がオンラインにて開催され、16同友会と中同協から37名が参加しました。

 昨年8月にスタートアップ研修、11月にはステップアップ研修があり、今回は1年を通して行われた研修のまとめとして、それぞれ設定した目標に対して成果と課題を交流し、次の目標設定につなげられるよう学び合いました。

 最初に、一戸大佑・宮城同友会事務局長が「学びのコツは、(1)日常的にテーマを持つこと、(2)丁寧に学ぶこと、(3)具体化、行動すること」とオリエンテーションがあり、その後活用ステップシートを使ってグループ討論を行いました。

 グループ討論後は「1年間の振り返りと今後にむけての目標・決意」をテーマに研修参加者全員が発表を行い、「活用ステップシートがあることで目標達成のために取り組むことができた」「グループ討論で交流することで課題の解決策が見つかった。また、参加している先輩社員のようになりたいという目標ができた」「常に問題意識を持つことの重要性を理解し、前回より成長することができた」などの意見が出されました。

 次に池田泰秋・中同協事務局次長が「目標を立てて行動することで初めて振り返ることができ、指針の重要性が実感できたと思う。実践とは、目標を持って行動して次につなげるということ。引き続き活用ステップシートを使って取り組んでほしい」とまとめ、最後に内輪博之・愛知同友会専務理事から「これから問題や課題の質が変わっていくと思う。それはより問題の質が高まれば高まるほど具体的になるということなので、『具体的』を意識して行動してほしい。同友会はよりよいものを求める運動団体で、運動は常に自己変革を伴い、事務局員にもそれは求められている。理想と現実のギャップで課題が出てきて悩むが、それは努力をしているということである」とあいさつがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 3月 5日号より