県内の青年団体が一堂に会して、宮崎の未来を語り合う~みやざき青年ビジョン会議を開催【宮崎】

 宮崎同友会では、2月27日、みやざき青年ビジョン会議を開催しました。

 「宮崎の未来を描き創る青年リーダーがここに集う」と題して、県内の青年団体5団体(宮崎県中小企業団体中央会青年部、宮崎県商工会議所青年部連合会、公益社団法人日本青年会議所九州地区宮崎ブロック協議会、宮崎県商工会青年部連合会、宮崎県中小企業家同友会青年部会)の100名を超える青年リーダーが一堂に会し、宮崎の未来を語り合うビジョン会議の開催は宮崎同友会として初の試みでした。

 第一部は各団体の会長が登壇したパネルディスカッション。団体の理念やビジョン、特徴に続いて、「宮崎の10年後をどう描いているか」、「実現するため現在の課題はなにか」について意見交流を行いました。

 そこでは、これから10年の間に変化が起きることは必然。その変化をどう捉えて、どう対応していくのかが大事ではないか。よい会社、つまり宮崎に誇る会社を私たちが頑張ってつくることによってこの地域は圧倒的に豊かになっていくのではないかなど、熱い意見が飛び交いました。

 グループ討論では「若者がのこる宮崎を私たちはどうつくりますか」のテーマのもとさらに意見交流を深め、各団体の「多様性」にも触れることができました。若者の県外流出を止めることはなかなか難しい、その中でまた戻ってきたいと思える魅力的な企業づくり、そして魅力発信が私たちが取り組むことではないか、といった意見が多く出ました。第2部は懇親会。グループ討論の熱気がより高まる場となりました。

 団体の垣根を越えて互いに宮崎の課題と実直に向き合い、宮崎の未来を明るく創造する。今後も連携をとりながら共に取り組んでいきます。今回のビジョン会議を通して熱き青年リーダーの可能性を改めて感じ、宮崎の未来は明るいと確信したよい機会となりました。

宮崎同友会青年部会 青年団体交流委員会委員長 東 由子

「中小企業家しんぶん」 2023年 3月 15日号より