同友会での学びの実践を 功労者交流会を開催【茨城】

 茨城同友会は今期「実践」をテーマに、同友会の活動の源である例会づくりを軸に原点回帰で活動を行っています。

 今期「『シュートを打て! 共にゴールを目指そう』~同友会活動に目的を持ち、自社発展のために挑戦し実践していく~」というスローガンのもと、例会を重点とし、さらなる学びの場として他県同友会と交流。学生や地域交流から自社発展につなげるための大学との連携。経営相談の場となる金融機関との連携。合同入社式開催や、会員企業の経営指針確立の推進。新たな風により会員が今まで以上の気づきと学びを得られ、共に目的やビジョンを達成できる組織をめざしています。

 原点回帰の活動を行う上では、茨城同友会創設から尽力していただいている創立時の功労者の皆さんと、現行役員の交流会を開催しました。

 功労者の皆さんに今の茨城同友会の現状を知ってもらい、現会員が過去を知り理解し、未来の茨城同友会に反映させていくという主旨です。

 功労者の皆さんが口をそろえて話していたのが「同友会の基本は例会」ということです。例会での学びをいかに自社経営に落とし込み実践できるか。例会こそが同友会最大の魅力である。ここでしか聞けない、今だからこそ響く功労者の声が「自社発展の場」である同友会の原点だと感じました。

 茨城同友会は、代表理事が兼任する経営労働委員長のもと、2025年の経営労働問題全国交流会in茨城開催に向けて歩み出しました。原点回帰の活動が自社発展につながり、その上で全会員の経営指針の実践。それが「地域と歩む中小企業」であり、会員企業それぞれがありたい姿をめざす、まさに三位一体となる活動に奮闘中です。

「中小企業家しんぶん」 2023年 4月 5日号より