完全復活!合同入社式・新入社員研修会 フレッシュな新入社員35社91名!【沖縄】

 4月4日~5日の2日間、南城市の丘の上にある南部支部会員のユインチホテル南城にて、2023年合同入社式・新入社員研修会が行われました。一昨年は、緊急事態宣言発令のため2日目を中止、昨年は1日のみ開催と、コロナ禍でも試行錯誤しながら開催を続けており、今年は、ほぼコロナ以前のスケジュールに戻しての内容となりました。また、実行委員会で対話の喜び、人の温かさを実感できるような内容を重点に考え、参加者にできるだけマスクなしでの参加をお願いして準備しました。

 35社91名の新入社員と42名の付添者で始まった合同入社式は、7名の来賓を迎え、粛々とした空気の中、各社経営者より辞令交付があり、沖縄県大学就職指導研究協議会・会長と那覇公共職業安定所・所長から来賓のあいさつ、そして新入社員2名から決意表明がありました。

 その後の新入社員研修会は1日目に、(株)アイセックジャパンの一瀬宗也社長の「社会人の心構え」講話。ビジネスマナーの講師は、初登場のアグレアーブル印象美人(株)の新垣さとみ社長。アイスブレイクのゲームなどを織り交ぜながら参加者の緊張をほぐし、お辞儀の仕方や名刺の渡し方、仕事上での印象の大切さを講義。コミュニケーションゲームは、(株)琉球補聴器・森山賢社長の講義と続き、運動着に着替えアクティブに参加者同士のコミュニケーションを深めました。

 2日目は、2名の先輩からの体験報告、そしてこれまでのビデオ学習に替えて、「自己管理レクリエーション」の講義をイコールパートナー(株)の西川利明社長が行いました。この講義では、頭と体を使ったゲームを通し、楽しみながらチームワーク、健康、自己管理を学び、協力して目標を達成する喜びを実感できる内容となりました。

 また、2日間で3回行われたグループ討論では、お互いに感じたこと、学んだことを出し合い、さらに考えを深め合いました。最初は緊張で強張っていた表情も、コミュニケーションゲームのころには笑顔が増え、イキイキとした表情に変わっていました。

 修了式では、全員から15秒の2日間の感想と明日からの決意表明があり、最後に記念撮影をして終了しました。

 宿泊・リアル開催とあって、マスコミも注目し、ラジオの生中継やNHK、民放が取材し夕方のニュースで放映、翌日の朝刊には沖縄タイムス・琉球新報の両紙が大きく掲載しました。

新入社員だけでなく、付添者として参加した経営者・社員からも「多くのことを学べた」「明日からの新入社員の姿が楽しみ」という声が多数上がり、真栄田士郎社員教育委員長からは「たくさんの笑顔を見ることができ、新入社員の新たな一歩に期待します」とありました。2日間「共に育つ」という同友会の理念を体現した研修会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 4月 25日号より