同友会運動のリーダーとして誇りと確信を持った活動を
第40回中同協役員研修会【中同協】

 5月17日、第40回中同協役員研修会がオンラインで開催され、18同友会と中同協から85名が参加しました。

冒頭、広浜泰久・中同協会長が開会あいさつを行い、「研修の目的は同友会運動の全体像を知ること。この絶好の機会で同友会運動のリーダーとしての役割を確認し、企業づくりや地域づくりの実践につなげてほしい」と呼びかけました。

 講義は、第1講を国吉昌晴・中同協顧問が「同友会の歴史と理念~運動の到達点、今後の課題と展望~」をテーマに、第2講は広浜泰久・中同協会長が「同友会理念の実践~その体現者をめざして~」を、第3講は中山英敬・中同協幹事長が「同友会の役員の役割~企業づくり、地域づくり、同友会づくりの観点から」をテーマに担当。同友会の歴史から体系的な学びに、3名それぞれの体験や事例を交えて語りました。

 最後に中山英敬・中同協幹事長から「同友会運動の歴史的な背景を伝え、実践を通した理念を広める、これは役員の役割です。誇りと確信を持って運動を進めていきましょう」とまとめのあいさつがあり閉会しました。

 3回行われたグループ討論では、参加者から「同友会の理念は核となるもの。学んで実践して、迷ったらまた同友会理念に戻ってくる。役員には各地の会員に波及する使命がある」「同友会がどう歩んできたか、歴史を理解し語り部になりたい」「企業変革支援プログラムなどの同友会ツール、書籍を積極的に活用していきたい」「学びと実践あるのみ。経営指針の実践と浸透が大切である」「地域づくり、企業づくり、組織づくりが実現できるのは同友会だけである。同友会は小さな成功体験の積み重ねだ」などの発表がありました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 6月 15日号より