中同協幹事と事務局の役割と課題の再認識を 第55期第1回幹事会

7月14日、第55期第1回幹事会が埼玉で開催され、46同友会と中同協から161名が参加しました。

冒頭、新任幹事・新任代表理事の自己紹介があり、第1部では、新年度役員体制の承認、会員増強・組織強化の取り組みや全国行事・委員会活動の報告を行いました。

第2部では、広浜泰久・中同協会長が「中同協幹事の役割」、中山英敬・中同協幹事長が「事務局の役割と課題」というテーマで問題提起。広浜氏は、中同協幹事は同友会運動推進の主体者として運動の理解を深め推進していくこと、自主・民主・連帯の精神を持って「3つの目的」の総合実践を行っていくことを再確認し、それができているかをチェックするよう促しました。中山氏は、事務局の重要性を再確認。事務局の現状として、各地の事務局員の労働環境や処遇に差があること、役員の事務局の役割に対する理解不足などの課題が挙げられ、各地の経験を学びながら、一歩ずつ改善を進めていくべきことが述べられました。

最後に、鍋島孝敏・中同協副会長(東北ブロック)が「代表理事と事務局長との信頼関係の構築が先決です。また、経営者が経営指針を作るように、事務局にも事務局指針が必要ではないかと思います」と述べ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 7月 25日号より