同友エコ表彰式・受賞企業実践報告会
同友エコ受賞企業を表彰【中同協環境経営拡大委員会】

 8月2日、オンラインにて同友エコ表彰式・受賞企業実践報告会と中同協環境経営拡大委員会が開催され、16同友会および中同協から44名が参加しました。

 冒頭、赤津加奈美・中同協環境経営委員長より開会のあいさつがあり、続いて広浜泰久・中同協会長より「受賞企業の皆さんは事業の一環として相乗効果のある形で取り組みをされています。このような取り組みをすることで、自社のあり方を再度見つめ直し、新たな展開をしていくことができると思います」と開会のあいさつがありました。

 続いて、会長賞と幹事長賞を受賞した企業から実践報告会が行われ、会長賞の東陽住建(株)・中井義也代表取締役(愛知同友会会員)が「自社がお客さまに選ばれるためには付加要素が必要であり、その付加要素がエコであると思います。地域密着とエコを紐づけて活動し、自社で家を建てていただいた方限定で山をよみがえらせる植林を行っています」と報告。次に、幹事長賞の藤田建設工業(株)・藤田博常務取締役(福島同友会会員)より「関連会社と共に環境経営に取り組み、地域貢献型の太陽光発電や自社の周辺にある18駅の駅舎清掃など地域がよくなるように取り組んでいます」と報告がありました。その後、他の受賞企業の取り組みを交流し、最後に中山英敬・中同協幹事長より「同友会では企業の社会的責任としての重要な項目の1つに環境課題への取り組みを掲げ、同友エコへの参加も推進しています。仲間を増やして、よりいっそう活動を充実させてほしいと思います」と閉会のあいさつがありました。

 表彰式終了後に行われた中同協環境経営拡大委員会では、2025年に開催される全国交流会や今年度の活動計画などについて話し合いました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 9月 5日号より