地域づくりの先頭に立ち過去最高会勢の達成を 2023組織強化・会員増強全国交流会

 8月22日、「強靭な体質の同友会づくりを進め、中小企業の魅力を発信しよう!」をテーマに2023組織強化・会員増強全国交流会がオンラインで開催され、43同友会と中同協から381名が参加しました。

 堂上勝己・中同協副会長が座長を務め、冒頭、広浜泰久・中同協会長から「これまで同友会が展開してきたさまざまな運動が有機的につながり、それが企業づくりにつながることで同友会運動が新たなステージにきています。われわれが地域づくりの先頭に立つためには組織全体の質と量を上げていかなければなりません。有意義な交流会にしていきましょう」とあいさつがありました。

 続いて、中山英敬・中同協幹事長より「全国の組織強化・会員増強の課題と今後の仲間づくり」と題して、会勢のデータを詳細分析した内容を報告。事例報告は、山梨同友会理事・仲間づくり委員長の塩澤主税氏((有)ワールドサイン代表取締役)が「楽しさと組織作りにこだわりぬいた増強~新会員をすぐに主役に~純増率日本一 山梨同友会仲間づくり委員会の取り組み」と題して純増率日本一となった山梨同友会の仲間づくりの取り組みを、京都同友会理事・組織委員長の田中陽一氏(京都エレベータ(株)代表取締役)が京都同友会中京支部の組織強化についての事例などをそれぞれ報告しました。

 その後、「会員増強の悩みや課題を交流し、それを踏まえて会員増強をどう進めていくか」をテーマにグループ討論を行いました。最後に山城真一・中同協副会長が「本交流会のゴールは、参加したあと地元に帰って増強に力を入れることです。地域を変えるためには同友会運動をより一層展開していかなければなりません。今年は過去最高会勢を達成しましょう!」とまとめ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 9月 5日号より