青年部設立!~14年ぶりにフォーラムを開催
第12回佐賀県中小企業経営者フォーラム【佐賀】

10月6日、ホテルニューオータニ佐賀にて「第12回佐賀県中小企業経営者フォーラム」を開催しました。今回、2009年より14年ぶりの開催となりました。

テーマを「同友会で学ぶ企業経営の1丁目一番地」と銘打ち、会員の70%以上が40代以下の佐賀同友会において、同友会運動の中で会員がなすべきことを中心に学び合いました。

参加者は、佐賀同友会から47名、ゲスト9名。九州・沖縄ブロックをはじめ、12同友会から66名の参加がありました。

記念講演では、(有)サン・ハート代表取締役の清崎智大氏(熊本同友会副代表理事)が「同友会運動と企業経営は不離一体~私たちは何を学ぶのか?~」をテーマに講演。自社・自身の経緯と学びを同友会運動に沿って語りました。

分科会では、(有)ウメイチ代表取締役の梅田益生氏(岐阜同友会副代表理事・中同協青年部連絡会代表)が「経営姿勢が社風を作る」と題して、自身の実践から得たさまざまな体験を報告しました。

参加者の年齢層も近いため、これまで避けてきたことや今後経験しうること、覚悟や目指す姿について、グループで討論で深め合いました。

「佐賀同友会、そして同友会の会員である」経営者としての自信となすべきことの確信につながり、さらには他県会員の皆さまのご協力を多くいただいたことで、ゲストの方々に「佐賀同友会、同友会会員になること」の意義を伝えることができました。

今回のフォーラムを通して5名の方が入会し、佐賀同友会も3桁の会員数に回復することができました。

併せて行われた、青年部の設立記念式典では、永石憲彦・青年部会長が趣意と発足宣言を声がかれんばかりに行い、梅田・青年部連絡会代表より佐賀同友会青年部会旗が贈呈されました。また、各県の青年部メンバーからの温かい激励もあり「葉隠若志士の会」を発足。10年後も経営者として共に育ち合うことを確認しました。

続いて行われた懇親パーティーでは、佐賀同友会設立代表理事の松浦正欣氏をはじめ現正副代表理事、青年部、各県代表の皆さんで佐賀の地酒の鏡割りののち、「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」のもと、参加者で「乾杯」を歌って乾杯しました。佐賀メンバーと料理長がコラボしたメニューや佐賀牛が振る舞われるなど、大きなにぎわいのもと閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 11月 15日号より