会勢3,000名を突破!「HUMAN FIRST~新時代へ挑戦」
創立50周年記念式典を開催【広島】

 10月6日、リーガロイヤルホテル広島にて、広島同友会創立50周年記念式典が開催されました。

 当日は、会員、来賓あわせて555名の皆さんが参加。創立50周年記念誌を配布しました。

 第1部の式典では、粟屋充博代表理事が「50年前の10月6日は、第4次中東戦争が勃発し、その後のオイルショック、狂乱物価へとつながった。まさにその日に広島同友会は設立した。現在、平和であることが企業経営にとって非常に大切だということを昨今の情勢に照らし確信している」と開会あいさつ。その後、創立50周年行事の報告(備北支部設立、青年経営者全国交流会の開催、3000名会員の達成、50周年記念誌の発刊、第8次中期ビジョンの発表、一般社団法人化)、永年会員表彰・永年事務局員表彰を行いました。

 第2部では「私たちはどんな企業をめざすのか~50年の歴史を振り返り、50年後の同友会・地域を展望する」をテーマにパネルディスカッション。事務局歴47年の国広昌伸氏は広島同友会の歴史を振り返り、設立時の経営者の思い、広島同友会の運動の変遷を報告しました。中同協の広浜泰久会長は、「広島の経営者は各地域の地元愛が強い。広島同友会は求人、社員教育、経営労働と経営課題をつなぎ合わせる活動を始めた」と語りました。

 第3部の祝賀会では、勝矢珠容子代表理事より「私自身、経営課題を解決したいと同友会に入会。先輩経営者に学び、経営者の成長、企業の変革、地域への貢献に努めてきて今がある」と開会あいさつ。来賓18名を迎え、広島同友会への期待がますます高まっていることを再確認しました。また、各支部周年行事の様子も報告され、県内各地に同友会運動が広がっていることを確認しました。最後に、立石克昭代表理事は「企業を発展させ、地域を活性化させる責任はわれわれ中小企業にある」と閉会あいさつで締めくくりました。

集え! 燦然(3000)と輝く広島同友会~すべては行動することから始まる~

 広島同友会は、創立記念式典を3000名会員で迎えようと取り組みました。今年6月には備北支部設立、9月には青年経営者全国交流会の開催と、勢いを増す行事を計画しました。

 コロナ禍でも活動を止めず、2021年10月より「集え! 燦然(3000)と輝く広島同友会」をスローガンに定め、毎月の組織委員会は県内の各支部を巡回して開催。各支部の状況を細かにつかみ、時には『組織強化・会員増強の手引き』を読み合わせて、会員増強の機運を全県的に高めてきました。今年度の期首会員数は2901名と過去最高会員数を達成していました。

 8月には3000名まであと62名となり、カウントダウンニュースを始めました。入会手続きが完了するたびに、県理事・県組織委員会にメールを配信し、毎日情報共有をしました。9月は月間で77名の入会者を承認。10月1日には会員数3040名となり、10月6日の創立記念式典を迎えました。

 毎月の支部・地区例会、共同求人、社員研修、経営指針成文化、障害者問題、環境経営、地域内連携推進、政策アンケート、女性部会、青年部と「企業づくり」「地域づくり」「同友会づくり」に取り組み続けている同友会への期待は高まるばかりです。

「中小企業家しんぶん」 2023年 11月 15日号より