学びの交流で共に育つ
「学びと成長」研修会第2回ステップアップ研修【中同協】

 11月9日、2023年度全国事務局員「学びと成長」研修会第2回ステップアップ研修がオンラインにて開催され、11同友会と中同協から33名が参加しました。

 8月に奈良県で行われたスタートアップ研修に続く今回の研修では、「活用ステップシート」を使い、それぞれの課題や目標、取り組み方についてオンラインで学び合いました。

 池田泰秋・中同協事務局長の開会あいさつの後、一戸大佑・宮城同友会事務局長がオリエンテーションを行い、第1回目の参加者レポートをまとめ、「学び続けることが大事であり、悩む質が変わっていくことが成長」「目標に準拠した絶対評価が必要」と語りかけました。

 また、先輩事務局員がミニ報告として、入局してからの振り返り、課題や目標、後輩へのアドバイスを報告しました。それを受けて、グループ討論では、「活用ステップシート」をもとに、どのような目標を立て、どのように取り組んだかを交流しました。

 続いて、松井清充・中同協参与が「情勢を学ぶ―中小企業を取り巻く経営環境」をテーマに、情勢認識講座を行いました。その後、「次回に向けて取り組みたいこと、課題となったこと」などをテーマにグループ討論が行われ、「同友会運動と地域がどうつながっているかを発信することが大事」「事務局同士のつながりをもっと強くしたい」などの意見が出されました。

 最後に池田事務局長が「インプットを学びであると考えがちだが、アウトプットも含めて学ぶということ。自分の解決したい課題を明確にして取り組んでもらいたい」とまとめ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 12月 5日号より