90名以上の参加で始動を祝福
青年部委員会立ち上げ式【愛媛】

 11月22日、愛媛同友会の青年部委員会立ち上げ式を開催しました。愛媛のみならず、他県同友会の皆さん、ゲストの皆さんなど93名が参加して学び合い、交流を深めました。

 愛媛同友会では長らく「年齢や性別の枠を超えて共に学び合えるのが、同友会の神髄である」という考え方が色濃く、青年部が存在していませんでした。近年、若い経営者や後継者の入会が増える中、「同じ悩みや課題を持つ仲間が互いに学び合って成長し、企業や地域、同友会における次世代のリーダーをめざそう」との思いから、委員会として青年組織の設置を決意。2022年度の定時総会で承認され、このほど本格的に始動しました。

 当日は、例会形式でアール・エスホーム(株)の多田穣治氏(徳島同友会)が「自身の課題に向き合い会社を改善~同友会活動の中にヒントはある~」をテーマに記念報告。後継者として苦しみながらも社員と向き合い続けてきた経験や徳島同友会で青年部を立ち上げた経験を基に、理念と10年ビジョンを共有することの重要性を提起し、「若手経営者がつながると地域や会社にどのような影響が及ぶと思いますか?」をテーマにグループ討論。若手会員が中心となってグループ長を担当し、熱のこもった討論が展開されました。

 いよいよ始動した愛媛の青年部委員会。2月9日の経営フォーラムも若手会員が中心的な役割を担うなど、活躍に期待と注目が集まっています。

「中小企業家しんぶん」 2023年 12月 15日号より