2023年12月14～15日、2023年度全国事務局長会議が大阪で開催され、44同友会と中同協からオンラインも含めて56名が出席しました。
今回の全国事務局長会議は（1）各同友会の経験を交流し、全国の運動の教訓と成果を明らかにする、（2）全国的取り組みについて協議し、運動を推進する機会とする、（3）事務局長としての悩みや課題などを交流し、連帯を図る契機とする、の3点を目的に開催されました。
1日目は、最初に中同協第55回定時総会議案骨子や事務局実態調査・財務調査について協議を行いました。
続いて佐藤紀雄・中同協専務幹事が「事務局プロジェクト答申から事務局づくりの課題と展望」の問題提起を行い、その後、「山形同友会の同友会づくり・事務局づくり」を菅原茂秋・山形同友会代表理事（（株）ティスコ運輸代表取締役）、矢作聖子・山形同友会事務局長より実践報告がありました。事務局の労働環境改善を役員と事務局が一体となって課題を共有して取り組んだ事例を学びました。
2日目は川口昭三・広島同友会事務局長が、「広島同友会の同友会づくり～創立50周年、3000名の突破、新事務局長として」をテーマに報告しました。創立50周年行事である備北支部の設立、青年経営者全国交流会の設営、会員3000名の達成、創立50周年記念誌の発刊、創立50周年記念式典の開催などの取り組みや、2024年度に向けて第8次中期ビジョンの発表と、一般社団法人化に取り組んでいると報告。その後、各同友会の現状や課題などを交流しました。
「中小企業家しんぶん」 2024年 1月 25日号より
