日商、全国連、中央会と懇談中小企業の社会的地位向上など論議【中同協】

 中同協対外委員会は、12月から1月にかけて中小企業団体の全国組織と懇談を行いました。今回で3回目となるもので、中小企業の発展や地位向上に向けて活動を交流し、今後の連携の可能性などについて意見交換することを目的に開催したものです。

 12月20日、全国商工会連合会(全国連)との懇談には、全国連の小暮亮・産業政策部産業政策課課長が出席。21日の全国中小企業団体中央会(中央会)との懇談には、中央会の及川勝・常務理事、田上宏運・事務局次長など6名が出席しました。1月23日の日本商工会議所(日商)との懇談には、日商の山内清行・中小企業振興部長、木内洋一・中小企業振興部担当部長など3名が出席。中同協からはそれぞれ広浜泰久会長、中山英敬幹事長、対外委員など10名前後が出席しました。

 懇談では、中小企業の社会的地位の向上、賃上げ・人手不足など人に関わる諸問題、団体との連携のあり方などをテーマに意見交換を行いました。意見交換の中では、会員企業の現状や各団体の取り組みなどについて率直に話し合われました。

 出席者からは「3回目の懇談となり、相互の理解が一層深まった。それぞれの団体の特徴なども理解できてきた」「中小企業振興や地域活性化などへの思いは共通していると感じた」「各同友会で連携が進んでいるところもある。各地で連携を深めていきたい」などの感想が出されました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 2月 15日号より