経営課題としての生物多様性について学ぶ
中同協環境経営拡大委員会&オンラインセミナー

 2月21日、中同協環境経営拡大委員会&オンラインセミナーが開催され、14同友会および中同協から37名が参加しました。

 第1部ではオンラインセミナーを開催し、大阪大学大学院法学研究科教授の大久保規子氏が「経営課題としての生物多様性を考える」をテーマに、国際的な生物多様性の保全への取り組みや、諸外国で認められている自然権について講演し、生物多様性の角度から世界の動向を学びました。

 第2部の委員会では、今年度行った同友エコ2023―2024のアンケート結果の報告や、2025年6月に広島で開催される第9回環境経営・地球環境交流会の準備状況の確認などを行いました。活動交流では、「環境経営を行っている企業に訪問して例会を開催し、学びを深めている」「SDGsを切り口に活動を展開しており、今後参加者を増やしていきたい」といった報告がありました。

 最後に、赤津加奈美・中同協環境経営委員長より「エコアクション21の取り組みは社内でPDCAが回せる環境が整っているかの指標にもなります。環境経営の実践は難しいですが、交流会に向けてより一層活動を盛り上げていきましょう」とまとめがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 3月 5日号より