半年間の「学びと成長」を全国の仲間と共有 2023年度全国事務局員「学びと成長」研修会第3回フォローアップ研修

 2月15日、2023年度全国事務局員「学びと成長」研修会第3回フォローアップ研修がオンラインにて開催され、13同友会と中同協から33名が参加しました。

 昨年8月に奈良で行われたスタートアップ研修、11月のステップアップ研修に続き、今回の研修では半年を通して行われた研修のまとめとして、それぞれが設定した目標に対して成果と課題を交流し、次の目標設定につなげられるよう学び合いました。

 冒頭、佐藤紀雄・中同協専務幹事が「3回の研修を通して、それぞれ掲げた目標を実践してどうだったのかを振り返りましょう」とあいさつ。続いて、一戸大佑・宮城同友会事務局長がオリエンテーションを行い、前回の参加者レポートを総括し、忙しい日々の中でも振り返りを丁寧に行うよう伝えました。

 次に、池田泰秋・中同協事務局長が問題提起で同友会事務局のあり方を確認。自身がありたい姿とのギャップを意識し、自分の頭で考えて自発性を発揮していこうと呼びかけました。

 グループ討論では、ステップシートをもとに1年の成果と課題を振り返り、今後の目標や取り組みたいことを話し合いました。研修参加者全員が発表を行い、「年代の近い事務局員と学び合うことで視野が広がった」「各事務局の事例を具体的に聞けて勉強になった」「ステップシートを活用することで自分の成長を確認できた」などの意見が述べられました。

 最後に池田事務局長が「ステップシートは自分自身の成長が見えるので、来年度も引き続き活用するといいと思います。ここに集まった同期はこれからがスタートですので、ぜひお互いに交流を深めてほしい」とまとめ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 3月 5日号より