異なる価値観を受け止め、未来を築く一員として関わり合おう 2023年度第2回中同協女性部連絡会

 2月27日にオンラインで第2回中同協女性部連絡会が開催され、32同友会と中同協から76名が参加しました。

 冒頭、橋本久美子・中同協女性部連絡会代表から「女性部連絡会で大切にしたいこと」として、異なる価値観も受け止め合える心理的安全性を担保し、かつ未来を築く一員として意見を発信する責任を持つという2つの軸を持ち、経験値を重ねて各自が成長してロールモデルになっていこうとあいさつがありました。

 第1部では2023年度の振り返りや方針を確認し、今後の女性経営者全国交流会(2024年6月13~14日:大阪、2025年9月4~5日:東京)の概要について共有しました。

 第2部では情報共有と交流を行いました。石原益美・山梨同友会女性部部長、菊永良枝・埼玉同友会副代表で女性経営者クラブ・ファム委員長による実践報告に学びました。続いて、連絡会開催に先立って実施した「女性部活動アンケート」の結果から、各同友会の取り組み内容を共有。各報告を受けて2回のグループ討論を行い、各同友会の活動内容や、自社や自身の経験と課題などについて深め合いました。

 最後に、村井由香・中同協女性部連絡会副代表は「今日は女性部がどういった場であるかについて掘り下げたり、各同友会での組織運営について情報交流をしました。グループ討論では、心理的安全性やフラットなコミュニケーション、次のリーダーにつなぐといったキーワードも出て多くの気づきがあったかと思います。これを自社や自身の成長につなげて未来を築いていきましょう」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 3月 15日号より