2月27日、宮崎市内で第2回みやざき青年ビジョン会議が宮崎同友会の主催で開催されました。「宮崎の未来を描き創る青年リーダーがここに集う」のテーマのもと、県内の5つの青年団体(宮崎県中小企業団体中央会青年部、宮崎県商工会議所青年部連合会、公益社団法人日本青年会議所九州地区宮崎ブロック協議会、宮崎県商工会青年部連合会、宮崎県中小企業家同友会青年部会)から総勢95名の青年リーダーが参加しました。
第1部では各団体の代表がパネリストとして登壇し、団体の理念やビジョンについて話した後、「宮崎の10年後をどう描いているか」について意見交流を行いました。人口減少や空き家問題、災害対策など地域の課題にわれわれリーダー(企業家)がどう向き合っていくのか、それぞれの団体の目線から発言がありました。パネルディスカッションの最後では、「若者の人生にわれわれ企業家がどれだけ影響を与えることができるのか、可能性を広げてあげられるのかが重要」、「若者の未来=地域の資源を守るため、各団体の強みを生かし、地域・団体・企業の連携が必要だ」との熱い意見が飛び交いました。
グループ討論では「宮崎の経済発展のために私たちができること」のテーマのもと、さらに意見交流を深め、各団体の違いに触れることができました。地域づくりを行うことで経済効果が生まれること、今後より一層連携をとりながら共に取り組むことの大切さを改めて感じる場となりました。
第2部の懇親会では各団体のPRタイムを設け、それぞれの活動や団体の強みについてさらに知る機会となり、刺激を得ることができました。「地域貢献」という1つの目的でも各団体のアプローチ方法が違うなど多くの学びがありました。
昨年に続いて2回目のビジョン会議。宮崎の青年リーダーの熱い想(おも)い、共に宮崎の未来を担う仲間がたくさんいることに心強さを感じる機会となりました。
宮崎同友会青年部会は主催者としてこの場をつくり上げた経験を生かし、9月に開催する第52回青年経営者全国交流会in宮崎の成功に向けてさらに加速していきます。
「中小企業家しんぶん」 2024年 3月 25日号より