同友会での学びと実践を伝える 2023年度新会員交流会【大分】

 3月12日、大分県労働福祉会館で2023年度新会員交流会を開催し、新会員16名、ゲスト3名を含む40名が参加しました。コロナ禍はウェブ開催で実施しており、3年ぶりの会場開催となりました。以前は支部で新会員オリエンテーションを開催したこともありましたが、今回は副代表理事が担当し、会全体で新会員を迎え、より多くの新会員に参加してもらおうと、交流会と名称を変更して行いました。

 まず、小串康博・副代表理事((株)オグネット代表取締役)が「同友会の歴史と理念」について自社の取り組みを交えながら説明。労使見解にも触れ、「同友会に入会し、労使見解を学ぶことで経営者としての覚悟ができた」と報告しました。

 続いて、入会4年目の東真吾氏((有)ファミリーフードサービス代表取締役)が「同友会で学んで実践体験報告」をテーマに報告しました。コロナ禍で将来について不安を抱いていたときに、当時の支部長が「1社もつぶさない!」と宣言していたことがきっかけで2020年に入会しました。経営指針成文化セミナーに参加し、経営指針を作成。企業変革支援プログラムを活用し、自社分析も行いました。役員研修会や全国交流会にも積極的に参加し、学びを深めています。「同友会では経営者の覚悟を持つこと、そして多くの人と出会い成長することができます」と同友会での学びを伝えました。

 報告の後は各委員会の紹介を委員長から行い、委員会活動への参加も呼びかけました。今回は説明資料のフォーマットを統一することでポイントを絞り説明しました。同友会の歴史・理念・活動・学びを分かりやすく伝え、早くなじんでもらえるよう雰囲気づくりをしたこともあり、ゲスト参加した1名の方が当日に入会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 4月 5日号より