同友会の使命を果たす活動を 2023年度第4回中同協幹事会

 3月19日、2023年度第4回中同協幹事会がオンラインで開催され、47同友会・中同協から161名が参加しました。

 冒頭、広浜泰久・中同協会長が「同友会には3つの使命があると感じている。ひとつは企業づくりと地域・業界への貢献を同時に実現する使命。次に、中小企業とそこで働く人たちの社会的地位向上のために外部発信する先頭に立つこと。最後に、すべての人がそれぞれの素晴らしさを発揮できる社会の先頭に立つこと。同友会運動を展開して1人1人の素晴らしさが発揮できる社会をつくる先頭に立ちましょう」と開会あいさつを行いました。

 議題の中では、はじめに能登半島地震の被害状況について石川・富山・新潟同友会からそれぞれ報告があり、東京同友会から復興支援活動の取り組みが報告されました。続いて、この間実施された全国行事や交流会などの報告と、今後予定している行事の準備状況などを確認し、中山英敬・中同協幹事長から会員増強・組織強化の取り組みとして、3月1日に過去最高会勢を更新したことが報告されました。

 また、2025年度の政策要望・提言と、7月4~5日に宮城で行われる第56回定時総会の準備状況や予算案を確認。総会議案をもとに中山幹事長が問題提起を行い、「総会議案、政策要望案に対する受け止めと、会内討議の仕方について」をテーマにグループに分かれて討論を行いました。

 最後に山城真一・中同協副会長(四国ブロック)が「時代の変化に合わせて自身も会社も地域もよくしていくために運動を学び実践する必要がある。政策要望、総会議案をいかに運動と自社経営に生かすかが重要。47都道府県で困りごとをお互いに助け合ってやっていきましょう。活動の質が問われる時代にきており、覚悟をもって将来に希望を持てる会の運営をするのは代表理事の大事な仕事。会員増強を続けて財政を健全化することは、事務局を支えるための最優先課題でもある」とまとめて閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 4月 5日号より