広報委員会での学びを自社で実践しよう
2023年度第2回中同協広報委員会

 3月21日、第2回中同協広報委員会が長崎にて開催され、14同友会と中同協から46名が参加しました。

 はじめに、宇佐見孝・中同協広報委員長があいさつ。議題の中では、中小企業家しんぶんのアンケートの結果報告、DoyuNews新連載案の提案などが行われました。

 次に、宇佐見委員長が「広報活動と経営実践」をテーマに問題提起。よい会社・よい経営者・よい経営環境にするための情報は同友会の広報委員会に集められており、それらの情報を収集・分析し、自社に落とし込んでPDCAを回しながら実践していくよう呼びかけました。

 続いて、長崎同友会理事・情報広報委員長の池田慎氏(VOICEエージェンシー代表者)が長崎同友会の情報広報委員会の活動報告を、岡山同友会理事・広報委員長の山下秀男氏((株)イケル代表取締役)が「企業づくりのための広報」と題して実践報告を行いました。

 その後、「広報委員会で学んで、自身と自社がどう変わりましたか?」をテーマにグループ討論。討論発表では「記事を書くことは学んだことを言語化することであり、これが広報の学びの役割だと思う」「同友会の各委員会を把握した人が広報誌をつくることで中身が濃いものとなる」という意見が出されました。

 最後に、宮野大樹・中同協広報副委員長が「同友会全体の流れを学び、横ぐしを刺せるのが広報委員会だと思います。まず自社がしっかりと成長して胸を張れるような企業になって、各地域でどんどん同友会の会員を増やしていければ、その地域がよくなることにつながります。同友会の中でも広報委員会がやはり必要だと思われるように各地で活動していきましょう」とまとめ、閉会しました。

 2日目は、オプション企画として企業見学を実施。鶏卵販売・養鶏業を営む(株)落水正商店とレディース服飾・雑貨・靴のセレクトショップを営む(株)いろはやを訪問しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 4月 15日号より