シュートを打て! 共にゴールをめざそう
第39回定時総会を開催【茨城】

 4月9日、水戸プラザホテルにて第39回定時総会が開催され、会員約80名が参加し、茨城県知事、水戸市長からそれぞれお祝いの言葉が贈られました。八巻副代表理事より議案提案がなされ、第38期活動報告、決算報告、第39期役員選出案、活動方針案、予算案が審議されすべての議案が承認されました。

 3期目となった永岡代表理事のあいさつでは、「シュートを打て! 共にゴールを目指そう」をスローガンとして掲げ、例会を会社発展につながる1番の学べる場にする、経営指針の成文化・人を生かす経営の実践、高校や専門学校と連携し求人活動へつなぐ、即実践できる小グループ活動の実施増、全国で報告できる会員企業の輩出など、具体的な方針が示されました。重点方針「全会員の会社発展のため、茨城同友会の価値向上のため」のもと、第39期全理事も登壇し、自社を発展させ地域になくてはならない企業をめざすため一丸となり、同友会運動にまい進していくと力強く宣言しました。

 その後の基調講演では、茨城同友会創立40周年である2025年開催の第9回経営労働問題全国交流会in茨城に向けて県内の開催機運を高めようと、大阪同友会代表理事でもある山田茂氏((株)山田製作所代表取締役会長)が、「毎年国内外200社以上が見学に来る会社~会社の変革はどこから始まった?~」の内容で労使見解について講演。幾多の経営危機や困難の時期でも続けてきた新卒採用、経営者と社員が本気で向き合ってつくり上げた企業風土を語る山田氏の熱が会場全体を包み込み、参加者は労使見解や企業風土づくりの必要性と大切さを学び刺激を受けました。

 懇親会では来賓の方々とも和やかに歓談し、盛況のうちに閉会となりました。全国大会開催へ向け会員の意識と士気が高まる定時総会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 5月 5日号より