広報活動の活性化なくして同友会の発展なし 
情報・広報活用セミナー(大分)

 大分同友会は9月13日、情報・広報活用セミナーをZoom開催し、47名が参加しました。今年度、広報委員会では「経営における戦略的広報活動の重要性ならびに同友会理念を積極的に学ぶ」を活動方針に掲げており、その一環として中同協広報委員長の宇佐見孝氏(宇佐見合板(株)代表取締役・愛知同友会)が「なぜ中小企業は広報を大事にしなければいけないのか」をテーマに報告しました。

 宇佐見氏は、同友会の広報活動は同友会運動の道しるべであり、広報活動の活性化なくして同友会の発展はないこと、同友会の情報を集め、それを会員に伝えていく役割があり、活動を外部に発信し、会としての認知度を上げなくてはいけないと述べました。また、「実力の差は努力の差、実績の差は責任感の差、人格の差は苦労の差、判断力の差は情報の差です。同友会で学んだ情報を価値に変えましょう」と呼びかけました。

 最後に青山正樹・広報委員長が「今後ますます経営者の語る力や伝える力が重要になってきます。発信する内容が十分に吟味され、明確になっているか、その情報を誰に届けるべきかをしっかりと考えて発信することが大切です。同友会には各委員会がありますが、広報委員会として各委員会と連携して中核的な役割を担っていきましょう」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 10月 5日号より