新しいステージにおける同友会運動の課題を議論 中同協第56期第2回幹事会

 10月16日、中同協第56期第2回幹事会がオンラインで開催され、46同友会と中同協から150名が出席しました。

 第1部では、この間の全国行事の報告・提案、本部・協議会・委員会・連絡会からの報告・審議、能登半島地震支援金の最終報告などが行われたほか、「ブロックおよび複数同友会の合同行事の開催に関する申し合わせ」の一部改訂、「総会議案の作成手続きについての細則」の一部改訂が承認されました。

 第2部では、まず、中山英敬・中同協幹事長が、この間寄せられた全国行事のあり方に関する意見を報告。次に、広浜会長が「新しいステージにおける同友会運動の今後の課題」として、運動課題、組織課題、全国行事の見直しについて問題提起を行いました。

 その後、グループ討論で問題提起を受けての感想と意見交換を行いました。討論発表では、「全国行事が多いので、それぞれのあり方を明確に定義して整理する必要がある」「同友会の認知度が上がってきて、地域づくりに真剣に関わってくれる団体だという外部からの期待が高まっていると感じる」「中小企業の存在意義を社会に伝えるためには、まず社員が自分の家族に『いい会社』で働いていることを伝えることから始めるべき」など、同友会づくりから企業づくりまで幅広い意見・感想が出されました。

 最後に三宅一男・中同協副会長が「総選挙真っただ中で行われた幹事会。それぞれがありたい同友会の姿を各地に戻ってしっかりと議論していただき、それを踏まえて本日の問題提起のミッションを追求していきましょう」とまとめ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 11月 5日号より