11月6日、2024年度全国事務局員「学びと成長」研修会第2回ステップアップ研修がオンラインにて開催され、13同友会と中同協から40名が参加しました。
佐藤紀雄・中同協専務幹事からの開会あいさつの後、一戸大佑・宮城同友会事務局長が第1回の参加者レポートを振り返るオリエンテーションを行い、「局歴に関係なく悩みは尽きない。悩み方や質が変わるのが成長」「事務局こそ現実に埋没せず、理想と現実のギャップを腹に落として取り組む必要がある」と問いかけました。その後2~3年目の研修参加局員から入局してからの振り返り、課題や目標などのミニ報告があり、それを受けて「活用ステップシート」をもとにグループ討論を行い、どのような目標を立て、目標を掲げてどうだったか、それぞれの現状や課題などを交流しました。
続いて「情勢を学ぶ―中小企業を取り巻く経営環境」をテーマに、松井清充・中同協参与が情勢認識講座を行いました。講座を聞いての感想や次回に向けて取り組みたいこと、課題となったことなどをテーマに2回目のグループ討論が行われ、「情勢を認識し会員が求めていることを把握すること。自分が時代をつくっている1人だという意識が大事」「背伸びはせず素直な姿勢で、新人なりの目線で取り組んでいきたい」などの意見が出されました。
最後に池田泰秋・中同協事務局長から「同友会の事務局員として、日々の業務での違和感やギャップを意識すること。インプットだけでなく、感想や課題意識を持って現場で学ぶことを大切にしてほしい」とまとめがあり、閉会しました。 次回は2月にフォローアップ研修をオンラインで開催する予定です。
「中小企業家しんぶん」 2024年 11月 25日号より