埼玉りそな銀行と連携協定を締結(埼玉)

 埼玉同友会は11月19日に、(株)埼玉りそな銀行と「中小企業の課題解決および地域活性化のための連携協定」を締結しました。

 県内の中小企業の動向などについての情報交換を行い、その健全な発展のための相互支援体制を構築するとともに、地域経済の活性化に寄与することを目的として、(1)中小企業等への情報の提供、(2)研修、セミナー等への講師派遣および参加、(3)地域における経済情報、動向等に関する情報交換、(4)個別企業からの相談への対応、(5)その他中小企業等への支援に寄与する事項について連携・協力を確認しました。

 また、締結式では中小企業を取り巻く環境に、極めて多くの問題が山積している状況を、多くの知恵、能力、経験を生かした解決につなげ、先々を見据えた相互の連携や、つながることでの総合的な価値の創造で、地域を面とした活性化につなげていくことの発表がありました。

 今後の展開としては金融機関や埼玉同友会が行う催事や例会、各種セミナー、研修会などへ相互の参加、講師派遣、地域経済情勢や各業界動向などに関する情報交流、会員企業の経営改善や成長力強化のための経営課題解決に向けての支援などとなります。

 締結式では、埼玉同友会は小松君恵・米山正樹・吉田雄亮代表理事、新井俊雄理事、木下信次相談役理事、埼玉りそな銀行は福岡聡社長、砂永健二執行役員、加藤嘉夫法人部長の参加のもと、協定の署名を行いました。

 埼玉同友会では今後、金融機関の各支店などと当該地域支部との具体的な連携で地域企業の課題解決につなげていくことや、県内の他金融機関との連携も視野に入れて取り組みを進めていく予定です。

「中小企業家しんぶん」 2024年 12月 15日号より