企業家たちが集結し、一歩先の未来を描く機会に~第48回全県企業家フォーラム(福島)

 福島同友会は11月22日、福島市のウエディング・エルティで第48回全県企業家フォーラムを開催し、会員・ゲスト335名が参加しました。「ホープ・ザ・ビヨンド ひとつ先の未来を描き、我々は経営課題を超えていく。」をメインテーマに県北エリアで設営を担当し、準備を進めてきました。

県下11支部の会員が一堂に介する本行事は、「交流の場」から「学び合いの場」の刷新を意識して「フォーラム」と名称を変更して初の開催となりました。

 同友会会員による手作りの演劇「ホネゼネ大作戦」からスタート。架空の老舗納豆メーカー「ホープ食品」で巻き起こる事業承継や後継者問題、社員教育についての物語です。観劇を通じて現在の中小企業の経営課題を共有し、会場は一体感に包まれました。

 続く見学を含む6つの分科会では、「経営指針の成文化と実践に学ぶ」「新卒採用を通して自社と地域の未来を創る」「人を生かす経営…障がい者も共に働く会社づくりの実践」「中小企業振興基本条例を生かした行政と中小企業や同友会との連携で、良い地域を!」「共に育つ…社員がイキイキと働く会社づくり」「老舗企業として、これからの100年をどのように創っていくか」など、多岐にわたるテーマで学びを深めました。

 分科会後も全体会や臨時総会、環境経営大賞表彰式と濃厚な時間は続き、自社の課題解決につながるヒントを持ち帰り、明日への活力につなげました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 12月 15日号より