11月25日、オンラインにて「同友会事務局アカデミー第3講・第4講」が開催され、15同友会と中同協から28名が参加しました。
第3講は、「中小企業家同友会事務局とは」をテーマに川畑義行・中同協事務局次長(非専任、福岡同友会専務理事)が登壇しました。川畑氏は、30年以上にわたり事務局として運動に携わってきた自身の経験も踏まえながら、これまでの事務局づくりの歩みと到達点を振り返り、今後の事務局の役割やあり方などについて提起しました。
その後、「同友会事務局として、受け継いでいくものと変えるべきものは何ですか?」をテーマにグループ討論を行い、同友会運動の新しいステージにおいて求められる事務局とはどんな存在なのかを深め合いました。
第4講は池田泰秋・中同協事務局長が講師を務め、「経営労働・経営指針・企業変革」をテーマに「経営指針は社長を超えた存在。地域の砦であり希望でもある中小企業が経営指針を確立することが重要」と報告しました。グループ討論では「会員に寄り添って経営課題の解決策を提案できるようになりたい」「事務局でも指針を作成して実践することが重要」といった意見が出されるなど、活発な意見交換が行われました。
最後に佐藤紀雄・中同協専務幹事が「同友会運動の先見性を普遍性に転化するのが事務局の仕事。本質を自問自答しながら発展的に学び、議論していきましょう」とまとめ、閉会しました。
「中小企業家しんぶん」 2024年 12月 15日号より