はくさん信用金庫と連携協定を締結(石川)

 石川同友会は11月14日、はくさん信用金庫と「中小企業等支援に関する連携協定」を締結しました。締結式には、石川同友会から絹川善隆代表理事と南純代副代表理事、はくさん信用金庫から玉井重治理事長と石田雅裕理事会長が出席し、署名後に記者会見も行いました。

 本協定の目的は「石川県の中小企業等の経営の安定化及び経営基盤の強化を目的とした支援に連携して取り組むため」として、内容には(1)中小企業等の支援に関する情報交換、(2)研修会・セミナー等における講師派遣・共同開催、(3)個別企業からの相談対応、(4)その他中小企業等の支援に寄与する事項の4項目を盛り込みました。本締結により交流会や勉強会の企画を進め、中小企業支援の強化を図ることを確認しました。

 また、協定に先立つ10月22日には、はくさん信用金庫主催の「第2回食のフェスティバルin金沢駅もてなしドーム」に石川同友会として出展し、能登支部会員の商品紹介と同友会活動のPRを行いました。さらに締結後の11月28日には、はくさん信用金庫と石川同友会白山・野々市支部、白山商工会議所を含めた共催の形で「RESASを使い倒そう!」と題した経営環境分析実践講座を開催し、中小企業庁のRESAS開発担当の白井孝佳氏(白山市役所から出向中)を講師に招き、経営分析や経営戦略策定に有効なビッグデータの活用方法を学びました。はくさん信用金庫からは各支店長を含む12名が参加し交流を深めました。

「中小企業家しんぶん」 2025年 1月 15日号より