1月25日、香川同友会は2025年年詞会/第6回青全交研修会を開催し、会員、来賓、ゲストの総勢146名が参加しました。
冒頭の開会あいさつでは、小西啓介代表理事が「景況感は回復基調にあるが、依然として会員企業を含めた県内中小企業は厳しい経営状況にある。今年は青全交を見据えて会員企業が成長できる活動を推進していく」と話しました。
第1部講演会では、青全交in宮崎で分科会評価が最も高かった富田肥料(株)代表取締役の富田文平氏(広島同友会)が事業承継をテーマに講演。「事業承継は、会社の数字をよくすればうまくいくと思っていたが実際は違った。中小企業の承継は血で継ぐもの。心と心をつなぐことをしないと会社も社員も家族も満たされることはない」と語りました。
第2部賀詞交歓会では、行政・金融機関・教育機関・他団体から10名の来賓が参加し、交流を深めました。香川県教育委員会の淀谷教育長からは、「地域の未来を担う若者のために共育型インターンシップを引き続き広げていただきたい」、多度津町の丸尾町長からは「南海トラフに向けて行政として防災に力を入れている。災害時の地元中小企業の協力体制に期待する」、香川県信用組合の右川理事長からは「世界の先行きが見えない中で中小企業経営は難しい局面にあるが、当行として支援していく」とあいさつが送られました。
最後に、木村実行委員長から「今年は自社と同友会を不離一体で成長させて、県内一丸となって11月の青全交を成功させましょう」と閉会のあいさつがありました。
「中小企業家しんぶん」 2025年 2月 15日号より