賃上げや中小企業政策など意見交換 全労連との懇談(中同協)

 1月27日、中同協と全国労働組合総連合(全労連)との懇談会が開催されました。相互の理解を深めるため毎年行っているもので11回目となります。中同協からは広浜泰久会長、中山英敬幹事長など8名、全労連からは秋山正臣議長、高木りつ副議長など7名が出席しました。

 冒頭、秋山議長は春闘の取り組みなどにも触れながら、「中小企業政策の提言を新たにつくることを検討している。連携しながら進めていきたい」とあいさつ。広浜会長は中小企業魅力発信月間への協力にお礼を述べるとともに「人手不足など中小企業を巡る情勢は厳しいが、働きやすい魅力ある企業づくりに労使が力を合わせて取り組んでいきたい」とあいさつしました。

 続いてそれぞれの団体から報告があり、中同協からは政策要望や経営実態アンケートの内容などについて紹介。全労連からは賃上げや最低賃金、ジェンダー平等の取り組みなどについて報告がありました。

 懇談では、賃上げやジェンダー平等、中小企業政策などについて意見が交わされました。

「中小企業家しんぶん」 2025年 2月 25日号より