企業変革支援プログラムの活用を通して考える社員教育活動の役割と意義 
2024年度第2回中同協社員教育委員会

2月27日、2024年度第2回中同協社員教育委員会が東京で開催され、23同友会・中同協から46名の参加がありました。

冒頭では確認事項として、6月に開催される共同求人・社員教育活動全国交流会in北海道の準備状況の報告や、2026年度国の政策に対する要望・提言の確認、『共同求人・社員教育活動のすすめ』の改訂版発行についての説明がありました。

その後、川中英章・(株)EVENTOS代表取締役(広島同友会理事)が「自社における企業変革支援プログラムの実践」と題し実践報告。川中氏は企業変革支援プログラム(以下、プログラム)を自社で取り組み、社員評価と自己評価のギャップを発見。本質的な働きやすさが働きがいにつながると考え、キャリアマップの導入や社員主体の採用活動に取り組みます。社員と共に未来を描き、模索しながら実践することが社員教育の本質であると報告しました。

次に能登昭博・(同)NIS千葉代表社員(千葉同友会代表理事)より「社員教育委員会の役割と企業変革支援プログラムの活用」をテーマに問題提起。組織成熟度向上には経営理念の浸透と社員の自主性が発揮できる社風づくりが重要であると述べ、プログラムの活用を通して考える社員教育委員会の課題を共有。運動を展開していくためには、改めて委員会の意義と役割を再確認し実践するべきであると提起しました。

グループ討論では「プログラムで明らかになった自社の課題解決に向けてどのように取り組んでいくか、自社や委員会活動においてプログラムをどのように活用していくか」をテーマに議論。討論発表では「プログラムに取り組むことで社員との認識のギャップに気づける。課題解決に向けて仕組みづくりが必要」「社員が成長するのは経営者の醍醐味(だいごみ)。社員の自主性が発揮できる社風づくりをめざして実践していきたい」などの意見が出されました。

最後に、庄司薫・中同協社員教育副委員長から「プログラムはツールとして活用するだけではなく、プログラムを通じて社員との関係性を構築し、社員が誇りを持てる会社にすることが重要です。社員教育活動の意義に立ち返り、本日学んだことを実践してよい会社にしていきましょう」とまとめがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2025年 3月 15日号より