中小企業が彩るみやざきの景色 
第33回みやざき中小企業経営フォーラム(宮崎)

 2月13日、宮崎同友会は「同友会型企業づくりの実践!~中小企業が彩るみやざきの景色~」をテーマに、第33回みやざき中小企業経営フォーラムを行い、228名が参加しました。3会場に分かれて3つの分科会を、その後一堂に会して全体会・記念講演を行いました。

 昨年9月に行われた第52回青年経営者全国交流会in宮崎では、準備段階からプレ報告などで県外会員の実践事例を通じて学びを深めてきました。今フォーラムでは、宮崎同友会内で同友会型企業づくりを実践し、成果を上げている企業からも学びを深めようと、宮崎同友会4名の経営者の実践報告を中心に企画。グループ討論、懇親会での交流も含め、同友会型企業を学び合い、共に強い会社、強いみやざきをどうつくっていくかを考え合うフォーラムとなりました。

 第1分科会では「ツナグ想(おも)い~小さな田舎の工務店でもできること~」と題してダブルハウス(株)代表取締役の渡会真也氏(きりしま支部代表幹事)が、第2分科会では「経営指針とPDCA~成し遂げたいのは会社の真の成長~」と題して(有)東栄空調代表取締役の東郷浩二氏(経営指針委員会委員長)が、第3分科会では「下請企業から自立型企業へ~同友会の仲間と世界へ羽ばたく~」と題して(株)日向屋専務取締役の請関仁氏(青年部部会長)が報告しました。

 記念講演では、「同友会で受けた衝撃~赤石氏の『人間尊重』に出会って~」と題して、社会福祉法人清樹会理事長の岩下博子氏が登壇。「同友会での26年の学びの中で、薄皮を重ねていくように社員の成長を感じる」と述べ、故赤石氏の言葉を実感することができたと報告がありました。

「中小企業家しんぶん」 2025年 3月 15日号より