3月6日、中同協広報委員会が横浜で開催され、18同友会と中同協から66名が参加しました。
冒頭、田中勉・神奈川同友会代表理事が「会員だけでなく社会全体にわれわれの運動をどう伝えていくかが大事」と開催地を代表してあいさつしました。議題では「中小企業家しんぶん・DoyuNewsに関するアンケート調査」の結果報告や、DoyuNewsの新連載企画案などを確認しました。
問題提起は、宇佐見孝・中同協広報委員長が「広報と組織のあり方」をテーマに登壇しました。宇佐見委員長は「広報は同友会活動の要を担っている。同友会理念を幅広く学び、実践し、発信することがわれわれの役割であり、自ら学びながら相手に伝えることで会を活性化させること。増強と広報を両輪とした活動を広げてほしい」と呼びかけました。
続いて、「小さい組織の組織連携」をテーマに神田一弘氏(神奈川同友会組織委員長)と松村千代氏(神奈川同友会広報委員長、中同協広報副委員長)が、広報委員会と組織委員会が連携して活動を進めている神奈川同友会の取り組みを報告しました。
その後、「HAPPYを創り出す制服販売業の挑戦~チェーンストアを目指しDX化促進」をテーマに田村誠一郎氏((株)たむら代表取締役、千葉同友会)が実践報告。学生服業界は少子化などの影響により市場の縮小が続く中、DXの推進によって作業効率や正確性を向上させ、社員や顧客の利便性向上につなげることで他社と差別化を図っている取り組みが語られました。
問題提起と2つの報告を受け、「同友会で学び・実践していく中で、広報委員としてどのように同友会の魅力を伝えますか。広報の力でどのように組織づくりを進めますか」をテーマにグループ討論を実施。活発な意見交換が行われ、討論発表では「人と人との関わりを深めて魅力を伝えていくこと。理念を深掘りして同友会を深く知っていくことが重要」「私たちが同友会のよさを理解して伝えていくこと。ブランド力や認知度を上げるのが広報委員会の役割」などの意見が出されました。
最後に、座長を務めた西良旺子氏(中同協広報副委員長)が「どのように情報を精査して活用していくかを見極める目を磨けるのが広報委員会。全国の同友会を引っ張っていく気概を持って取り組みましょう」とまとめ、閉会しました。
中小企業家しんぶんアンケート結果
中同協は2025年1月6日~2月25日に「『中小企業家しんぶん』・DoyuNewsに関するアンケート」を実施しました。対象は、中同協幹事・専門委員会委員・連絡会担当役員で、167名の回答が寄せられました。
回答者の年齢層は50~59歳が最も多く、全体の40・7%を占めました。例会の参加頻度については、「1カ月に1回以上」と回答した人が85・6%と非常に高い参加率を示しています。「3カ月に1回程度」が13・2%、「半年に1回程度」や「1年に1回程度」の回答はそれぞれ0・6%にとどまりました。
経営情報の入手経路として最も多かったのは「各種会合」で80・2%、次いで「インターネット」が79・0%でした(複数回答)。「新聞」(54・5%)や「書籍」(40・7%)、「テレビ・ラジオ」(34・1%)も一定の割合で活用されています。「中小企業家しんぶん」を「毎回読む」と回答した人は65・3%、「ときどき読む」が25・8%であり、90%以上が定期的に読んでいることが分かります。
同紙の評価については、全体評価で「大変よい」(21・6%)と「よい」(62・3%)を合わせると83・9%となり、多くの会員から支持を得ています。「企画内容」についても「大変よい」(24・0%)と「よい」(58・1%)の合計が約82%と高評価を得ています。一方、「レイアウト」については「どちらでもない」と回答した人が27・0%おり、他の項目よりやや評価が分かれています。また、記事・写真・図表のバランスに関しては、「ちょうどよい」との回答が71・3%と最も多く、「文章が多すぎる」(3・6%)、「文章がやや多い」(25・2%)という意見も見られました。特に関心が高かった記事は、「企業での社員教育の取り組み」(51・5%)、「採用、若者に選ばれる企業づくり」(49・7%)、「各同友会の活動の先進事例・特徴的な取り組み」(49・1%)となりました(複数回答)。
「中小企業家しんぶん」の活用方法については、全国の経営事例や景況調査を経営指針や会議の材料として活用する声が多くありました。また、記事をスクラップし、自社とのギャップを書き込むなど、積極的に生かしている例も見受けられました。
「DoyuNews」を「毎回読む」と回答した人は19・8%、「ときどき読む」が42・5%と、全体の6割以上が定期的に閲読しています。一方「あまり読んでいない」(27・0%)、「読んでいない」(9・0%)との回答もあり、認知度や内容の充実度をさらに向上させる余地があります。

お寄せいただいたご意見は「中小企業家しんぶん」およびDoyuNewsに反映し、読者にとってより価値ある情報を届けられる紙面づくりを進めます。
(編集部)
「中小企業家しんぶん」 2025年 4月 5日号より









