「代表理事に聞く」新潟 
(株)給材 代表取締役 宮崎 伸洋代表理事 
あてにされる同友会へ

弊社は、学校・保育園給食用食材、業務用食材の卸売業をメイン事業とし、コロナをきっかけにお弁当・お惣菜の製造・販売をスタート。昨年7月には新潟の食を楽しんでいただく居酒屋『酒・和縁』をオープンしました。そのほか、こども食堂の運営にも携わっています。

自社製品・サービスとしては、カレーの主原料となる小麦粉を使用せず新潟県産・国産米粉を使用した米粉カレー、その米粉カレーを使用した各種レトルトカレーの企画販売をしています。「おいしい新潟シリーズ」では、新潟で採れた、飼育した、水揚げした食材を県内で加工し、県内の給食で使用してもらうことで地域内循環経済活動ができることと、フードマイレージ削減につながることをめざしています。また、「すべての人が平等に」をテーマに、アレルギー対応の防災備蓄食セットの企画販売も行っています。

同友会のすごさに気づく

2007年、経営状況が非常に厳しいときに、取引先のお客さまから紹介され同友会に入会しました。入会後、休眠会員の期間がありましたが、青年部会の勉強会参加をきっかけに少しずつ支部例会にも参加するようになりました。そのころ、岩手同友会・旧気仙支部例会で(株)植松電機の植松社長(北海道同友会会員)のお話を聞ける機会があり、そこで同友会運動のすごさに気づくこととなりました。互いの経営課題、経営環境について本気で語り合っている光景を目の当たりにし、ここからさらに同友会活動への参加が増えていきます。

そして、2011年3月11日、東日本大震災発生。同友会は全国のネットワークをフルに発揮し、新潟同友会を全国の物資受付窓口として、山形経由で宮城と岩手へ支援物資、燃料を運び込みました。ここでできたご縁は、仕事・プライベート両面で今も大事にしています。2012年、第9期経営指針を創る会を受講し経営指針を成文化。その後、新潟支部長や副代表理事に就任し、2014年7月の中同協第46回定時総会in新潟では実行委員長を務めるなどさまざまな役と経験の機会をいただきました。

会社経営は現在も競争の厳しい業界のため、決して順調とは言えませんが、コロナ禍に過去最高の売り上げと経常利益を出すことができ、10年前に比べて売り上げは2・5倍、社員数(パート・アルバイト含む)は4倍になりました。「自社は何屋なのか??学校給食の食材屋だ!」「自社で私が一番大切にしなくてはいけないことは??社員のみんなだ!」経営指針作成時の気づきからさまざまなことが変わり始めたのだと思います。

現在の新潟同友会は、2028年の青全交誘致に向けオール新潟同友会として学びの充実と増強へ力を入れています。経営指針成文化も年々受講者が増えており、会活動の深みが一段と増してきているように感じられます。

新潟経済から期待される、あてにされる、そんな新潟同友会へ。会員の皆さんと同友会運動を進めてまいります。

会社概要

設立:1968年
資本金:1,000万円
従業員数:正社員22名、パートアルバイト23名
事業内容:学校・保育園給食用食材卸売り、お弁当・お惣菜製造販売、飲食店経営、こども食堂運営
URL:https://www.kyusyoku.co.jp/

「中小企業家しんぶん」 2025年 4月 15日号より