500名会員を達成(山形)

 山形同友会は、40周年を前に念願の500名会員を達成しました。

 1985年に設立した山形同友会は、2005年に300名、2010年に400名を突破した後、増えたり減ったりを繰り返してきました。2016年より組織委員会は、菅原代表理事が委員長を兼務し、各支部長、各委員長、各部会長を委員として組織全体の強化を見据えた活動に転換。各組織の取り組みと課題の共有を図り、「同友会運動を広げる」「仲間を増やす」意義を理事会、支部役員会に提起しながら進めてきました。

 増強活動では、支部例会に加え、経営研究集会や新春交流会など全県行事に合わせて増強月間を設定し、ワンゲスト運動に取り組んできました。また当初、入会3年未満で退会する方が多かったことから、新会員オリエンテーションを大切にしてきました。現在、新会員オリエンテーションは同友会の考え方や活動がよく分かり、入会にもつながることから、「同友会を知る会」に名称を変更。2024年度は全県で11回、支部で4回開催されました。

 菅原代表理事は「山形同友会は創立40周年の節目に500名会員を達成することができました。これもひとえに会員の皆さまの熱意とご支援の賜物(たまもの)であり、心より感謝申し上げます。私たち中小企業経営者は、地域社会の発展を支える重要な役割を担っています。山形同友会が掲げた10年ビジョンの実現に向けて組織の活性化に一層努力してまいります」と語り、さらなる発展をめざしています。

「中小企業家しんぶん」 2025年 4月 15日号より