私のしんぶん活用法-1

「中小企業家しんぶん」は、1972年の創刊以来、半世紀以上にわたって中同協・同友会と会員間をつなぐベルトの役割を果たしてきました。連載「私のしんぶん活用法」では、皆さんの活用の様子をシリーズで紹介します。

 本紙「中小企業家しんぶん」は1972年に創刊した中同協の機関紙として、従来の新聞では掲載されていない全国の中小企業の経営実践や実態、中小企業を取り巻く情勢を全国の会員に広く紹介してきました。

 一読者として私がよく読む紙面は「新時代を切り拓く中小企業」、「あっ!こんな会社あったんだ」、「わが社のSDGs」、「同友時評」等々。特に「同友時評」は今の世の中をつかむのに役立ちます。最近目に留まったのは「トランプ関税の激震に備えを」という記事。この記事には、このままでは景気が減速することからそれに対する対応策も書かれていました。

 いつの時代でも会社経営が順調にいくわけではありません。これまでもバブルの崩壊、リーマンショック、コロナ禍などさまざまな出来事が日本経済・世界経済に影響を与え、会社経営を厳しい局面にさらしてきました。

 その中でこそ経営者の真価が問われます。「中小企業家しんぶん」には、そうした危機に備え、乗り越えるためのさまざまな経営のヒントが載っています。

 近年、情報はデジタル化の一途をたどっており、活字離れが言われて久しくありません。しかし紙媒体には、会員の手元に確実に届き、視認性・一覧性が高く、手元に残るため再読性も高いことなど、メリットがたくさんあります。激変する時代の中でぜひ「中小企業家しんぶん」を活用して、会社経営に生かしていただきたいと思います。

中同協広報委員長 宇佐見 孝

「中小企業家しんぶん」 2025年 5月 15日号より