法人として未来に希望を届ける20年を紡いでいく 
第21回定時総会/創立20周年記念式典(秋田)

 5月22日、秋田同友会は、第21回定時総会、一般社団法人秋田県中小企業家同友会第1回定時総会、そして秋田同友会創立20周年記念式典を開催しました。来賓15名、東北各地同友会役員を含む117名が参加しました。

 第1部では任意団体秋田同友会の解散が承認され、第2部では、一般社団法人の設立の趣旨と経緯の報告、任意団体からの理事、資産・負債の引継ぎ案、そして、1名の理事の追加選任案を承認。また2025年度の活動方針として、「20年の歩みを礎に、人間尊重の経営で未来を共創しよう」をスローガンに、「人間尊重の経営」の学びと実践を再認識し活動していくことが予算案と共に承認されました。

 第3部の20周年式典では、設立準備会時の会員、歴代の代表理事、実行委員推薦の総勢14名を表彰し、当日出席した11名に感謝状を贈呈しました。その後、20年の歩みを映像で振り返りました。記念講演では、広浜泰久・中同協会長が「真の人間尊重の社会をつくり、新しい歴史を創造しよう」と題して講演を行いました。

 第4部の懇親祝賀会開会あいさつでは、高橋一貴・青年部会長から「先輩たちの20年間の想(おも)いに感謝し、今後の20年をつなぎ、青全交を秋田でという大きな挑戦に向けて挑んでいきたい」とあいさつ。そして中締めのあいさつでは、佐藤佑介・2025年秋田経営研究フォーラム実行委員長が「新たな始まりに、未来に希望を届ける同友会を築いていきましょう」と呼びかけました。両者の力強いあいさつが参加者に共感を与え、新たな歴史の到来を感じさせた定時総会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2025年 6月 25日号より