5月26~27日に、第19回中同協九州・沖縄ブロック役員研修交流会in佐賀が佐賀市で開催され、10同友会ならびに中同協から169名が参加しました。
今回の役員研修交流会では、何のための同友会かを追求し、企業経営と同友会運動を不離一体のものとすることや、同友会運動における役員の役割は何かを学び合うことなどを目的に、参加者同士が大いに交流しました。
冒頭、高谷幸一・中同協副会長(九州・沖縄ブロック)より「役員として学びを深めていただきたい」とあいさつがありました。
1日目は、「役員は同友会のリーダー、大きな役割は会員企業の継続発展」をテーマに、神奈川同友会代表理事の田中勉氏((株)エイチ・エス・エー代表取締役)から報告があり、グループ討論を行いました。
2日目は「景況調査を企業経営に生かす」をテーマに、最初に熊本学園大学商学部准教授の足立裕介氏から調査の事例報告と解説がありました。続いて、熊本同友会前代表理事の田中芳和氏((株)美創代表取締役)が「経営者になって社員の幸せの追求が重要だと実践してきたが、代表理事になって事務局や事務局員の幸せの追求が重要だと改めて感じた」と語りました。
最後に、来年の役員研修交流会を開催する予定の長崎同友会からあいさつがあり、閉会しました。
「中小企業家しんぶん」 2025年 6月 25日号より