私が同友会でがんばる・がんばれるわけ 
中日本ブロック新入事務局員研修会

 5月16日、中日本ブロック新入事務局員研修会が岐阜県で開催され、6同友会から入局1・2年目の局員8名、先輩事務局員・事務局長7名合わせて15名が参加しました。

 報告では、「私が同友会でがんばる・がんばれるわけ」をテーマに、先輩局員の澤田拓二氏(富山同友会、入局5年)と平野晴香氏(静岡同友会主任、入局8年)が報告しました。

 2人とも入局から現在までを振り返り、初めは覚えることも多く対応することで精一杯だったのが、局歴を重ねるごとに経験を積み、現在では、同友会運動発展のためにさまざまな活動の改善提案を行うまでになっていることを報告しました。

 澤田氏は、「自分発信で仕事をする」と掲げ、ディスカッションシートの作成をして提案するなど、次の世代にいい形で渡していくためにも自分が主体者となり、今後も改善していきたいと意気込みを語りました。

 平野氏は、局内で自主的に勉強会を立ち上げ、自分たちの地域を調べてレポートにまとめるなど、事務局主任として主体的に行動を起こしてきた経過などを報告。また、本気本音の関わりや会員との関わりから学ぶことの楽しさに気づき、自分自身も人間的に成長したいと語りました。

 グループ討論では、現在抱えている悩みや課題、今後どのように成長していきたいかなどを交流しました。「人として成長していくために経営者から学んでいきたい」「事務局員として、同友会運動の改善提案や事務局内の改善提案を積極的に行っていきたい」などの感想も述べられ、会員と共に運動を担うパートナーとしての自覚と責任を改めて確認した研修会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2025年 6月 25日号より