6月12日、中同協は中小企業魅力発信月間キックオフ行事「憲章・条例活用推進シンポジウム」をオンラインで開催し、約370名が参加しました。
中小企業庁が7月20日を「中小企業の日」、7月の1カ月間を「中小企業魅力発信月間」と定めていることを踏まえ、中小企業の魅力を発信することなどを目的に毎年開催しているもの。中小企業庁および中小企業基盤整備機構の後援により開催されました。
冒頭、中同協の広浜泰久会長が開会あいさつを行い、「中小企業が地域活性化の先頭に立つ気概をもって、多くの皆さんと連携して取り組んでいく大きな一歩にしていきましょう」と呼びかけました。
中小企業庁長官の山下隆一氏、中小企業基盤整備機構理事長の宮川正氏から来賓あいさつがあり、中小企業団体・労働団体や各政党からも中小企業の役割に対する熱い期待などが述べられました。
基調講演として、特定非営利活動法人アジア中小企業協力機構理事長の黒瀬直宏氏が「中小企業の役割と未来社会」のテーマで講演。事例報告では、広島同友会専務理事の源田敏彦氏、(株)菅組代表取締役社長の菅徹夫氏(香川)が同友会や企業の取り組みを紹介しました。
参加者からは「中小企業の役割や可能性を感じることができた」「地域の未来社会を創るのは中小企業」などの感想が寄せられ、中小企業と地域のあり方をあらためて学び合う場となりました。
「中小企業家しんぶん」 2025年 6月 25日号より