定時総会を前に方針を共有 2024年度第5回中同協幹事会

6月3日、2024年度第5回中同協幹事会がオンラインで開催され、47同友会および中同協から168名が参加しました。

 冒頭、広浜泰久・中同協会長が「今年度の中小企業白書に示された経営力向上の重要性は、同友会がこれまで実践してきた内容と一致しており、同友会運動の先進性と普遍性を改めて実感しました。今後も自信と誇りを持って、運動を展開しましょう」と開会あいさつを行いました。

 会議では、第57回定時総会に提案する全ての議案を承認しました。また、2024年度会員増強の総括と2025年度の取り組みについて、5万名推進・組織強化本部から報告があり、全国行事に関する報告および準備状況を確認するとともに、佐賀同友会への支援も承認しました。

 続いて、中山英敬・中同協幹事長より「全国行事の申し合わせ」の修正案が説明され、全国行事見直しの論点として、(1)運動を発展させる、(2)中小企業と同友会の魅力を発信する、(3)同友会らしさを貫く、という3点が共有されました。その後、グループ討論を行い、全てのグループの意見を集約しました。

 最後に高谷幸一・中同協副会長(九州・沖縄ブロック)が「物価上昇や最低賃金引き上げなど変化の激しい時代ですが、社員や家族と共に地域を元気にし、日本全体を強くしていく思いを皆さんと共有し、共に歩んでいきましょう」とまとめ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2025年 7月 5日号より