5月22~23日、静岡市にて中同協中日本ブロック代表役員研修会が開催され、7同友会ならびに中同協から40名が参加しました。
冒頭、開催地を代表して井上斉・静岡同友会代表理事が歓迎のあいさつ。その後、司会を務める内輪博之・中同協事務局次長(非専任、愛知同友会専務理事)から本会議の趣旨説明がありました。今回の目的は、厳しい環境変化の中で、「同友会運動と企業経営は不離一体」の観点からどう企業づくりを進めていくか、各同友会の特徴的な活動を学び合う、役員同士の人間的交流を深めるの3つです。
問題提起として「労使見解50年、学びを深め、人を生かす経営の実践を」をテーマに加藤明彦・中同協副会長(愛知同友会相談役/エイベックス(株)代表取締役会長)が登壇。同友会理念の歴史を丁寧に振り返りながら、「私たち経営者は企業経営を通して、よりよい社会を実現する運動を推進していく責任があり、企業経営とは『労使見解』の精神に基づいた『人を生かす経営』を行うこと。過去の教訓を踏まえて今何をどう実践するか、創造的実践が重要である」と話しました。グループ討論では、人手不足の中で選ばれる企業づくり、安心して働ける企業づくりができているかをテーマにそれぞれの経営課題を出し合い、その解決に向けて議論を深めました。
2日目は、各同友会の新年度方針をもとに企業づくり、地域づくり、同友会づくりの観点から活動交流を行いました。来年は岐阜での開催を予定しています。
「中小企業家しんぶん」 2025年 7月 5日号より









