私のしんぶん活用法-2

「中小企業家しんぶん」は、1972年の創刊以来、半世紀以上にわたって中同協・同友会と会員間をつなぐベルトの役割を果たしてきました。連載「私のしんぶん活用法」では、皆さんの活用の様子をシリーズで紹介します。

 デジタル全盛の今、自分の関心のある情報だけを選んで得られる時代です。しかしその反面、自分では探さない価値ある情報との“偶然の出会い”が少なくなっているとも感じます。

 「中小企業家しんぶん」は、まさにその出会いを届けてくれる存在です。興味の幅を広げてくれる記事や、他地域・他業種の取り組みに触れることで、思わぬ気づきを得ることができます。読み終えた後、自分の視野が一段広がったような感覚があります。

 昨今、「紙の新聞はそろそろ廃止してもよいのでは」といった声もありますが、私はこのようなときこそ、多数決で決めるのではなく、同友会らしく本当によりよいあり方を探る議論を丁寧に重ねていくことが大切だと感じています。

 紙面には情報以上の“営み”や“思想”が宿っていると感じています。これからも、ただ読むのではなく、感じ、考えるきっかけとして、しんぶんを活用していきたいと思います。

中同協広報副委員長 宮野 大樹(大分)

「中小企業家しんぶん」 2025年 7月 15日号より