変革と挑戦 ふくやま企業の夏祭り!!2025 知ろう・遊ぼう・体験しよう(広島)

 7月12日、広島同友会福山支部では、7月20日の中小企業の日・7月の中小企業魅力発信月間に合わせて、「ふくやま企業の夏祭り2025」を開催しました。福山市教育委員会の後援の下、当日は会場のiti SETOUCHIに約3000名が来場し、大いににぎわいました。

 当日の出展は会員企業、福山支部の地区会・青年部会、JICA中国など合わせて39ブース。お仕事体験、自社の製品紹介、物販、飲食を通して、中小企業の魅力を発信しました。

 福山支部は周年行事として、20周年(2003年度)と25周年(2008年度)に「同友会感謝祭」、30周年(2013年度)に「お仕事体験&食品販売」、40周年(2024年度)には「お仕事体験&飲食」を開催しています。

 今回の「ふくやま企業の夏祭り」の開催のきっかけは、40周年行事の振り返りの中で、「中小企業を地域に向けて発信する機会が次は10年後なのか?」という意見が出たことです。2024年度の福山支部総会議案書に定期開催の検討が記載され、準備は地域内連携推進委員会委員長の馬屋原聖史氏((株)キャッスルコーポレーション代表取締役)を中心に、2024年11月から本格始動しました。

事前の目玉企画として、福山市内の小学生約2万3000人に、「ふくやま企業の夏祭り」で使えるスタンプラリーの台紙を配布。当日までに対象の会員企業を訪問してスタンプを押してもらうと、スタンプ「2つでジュース」「4つでフランクフルト」と交換できる仕組みです。当日は用意したフランクフルト300本が早々になくなりました。

 実行委員長の馬屋原氏は「最高の仲間に恵まれ、中小企業魅力発信月間に、地域の方に中小企業を知っていただくことができた。会内では会員企業をお互いに知る場になった」と振り返ります。次回に向け、地域で輝く中小企業であり続けることを確認し、バトンが渡ります。

「中小企業家しんぶん」 2025年 8月 15日号より