8月20日、2025年度3回目となる京都オープンが京都経済センターを会場にハイブリッド開催され、京都府内外から102名が参加しました。京都オープンは、各委員会が開催する研修会を京都同友会全体の取り組みとするために昨年度から始まったもので、今回はソーシャルインクルージョン委員会の設営で開催されました。
冒頭、児玉雅人・代表理事が「これまでの専門委員会研修会は委員以外の参加が少なくもったいないとの思いがあった。京都オープンに名称を変更してからは100名を超える参加者があり、入会してよかったと思われる学びの機会が増えている」とあいさつを行いました。
報告者として、青森同友会副代表理事の田中桂子氏((有)ローズリー資源代表取締役)が登壇。「福祉の心を持つ企業家であれ」をテーマに、「福祉はすべての人が幸せな社会をつくること。誰もが対等な人間である」との提起から報告をスタートしました。産業廃棄物処理業を営む同社は、障害のあるスタッフ2名をはじめ元受刑者などさまざまな方を雇用し、20代から80代まで幅広い年代のスタッフが活躍しています。田中氏は障害者雇用の知識ゼロからスタートし、取り組みを通じて社内に思いやりの精神が生まれ、働きやすい職場環境へと変化してきました。福祉は企業戦略であることを強調し、「中小企業『家』はゼロから1をつくる存在で、社長がやろうと思えばできる。ボランティアではなく収益を上げることが企業の使命であり、障害の有無に関わらず本物の仕事をすること」と熱く呼びかけました。
報告後はグループに分かれ、「“福祉”が会社をよくし、社会を変えるとしたら、あなたの会社にできることは何ですか?」をテーマに参加者同士の交流を深めました。
「中小企業家しんぶん」 2025年 9月 5日号より









